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胸部CT 腫瘤性病変

胸部CTは肺癌 のスクリーニングや精査・治療方針の決定・治療効果判定など,肺癌診療においてきわめて重要な役割を果たしています。また,肺感染症やびまん性肺疾患の診 断などにも用いられており,その有用性は非常に高いと言えます。ただし,その画像所見は多彩であり,鑑別診断も炎症性疾患から腫瘍性病変など多岐に渡って おり,学生や研修医などの初学者が胸部CTを苦手とする要因のひとつとなっているのではないでしょうか。
本書では胸部の腫瘤性病変に的を絞り,注目すべき画像所見について,どう表現し,どんな鑑別診断を挙げるべきかなど,基本的な読影が習得できるよう工夫さ れています。たとえば日常診療において,CT上,病変の境界が明瞭か不明瞭かについては主観的に判断していることが多く,これを他者に客観的に説明するこ とには非常な困難を伴います。これを解決するため,「境界明瞭」と「境界不明瞭」の違いについては,境界が鉛筆でなぞれるか否かという,きわめて具体的な 手法を採り入れました。
胸部CT
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■著者
 福本 航(広島大学病院 放射線診断科 診療講師)
■監修者
 粟井和夫(広島大学大学院 医系科学研究科 放射線診断学 教授)
■A5判,128頁,2色刷
■発行所:株式会社ヌンク,発売所:診断と治療社,2020年11月
■定価3,800円+消費税
■ISBN978-4-7878-2466-0
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